戸建て賃貸における内見のポイント8選!流れや便利な持ち物とは?

内見

気になる戸建て賃貸物件が見つかったら、次のステップはいよいよ「内見」です。契約前に実際の物件に直接足を運んでチェックできる大切なイベントですが、見学の時間は限られているため抜けがないようにしっかりと確認しておきたいところです。

そこで、今回は戸建て賃貸を内見する際のチェックポイントをまとめました。さらに、当日の流れや準備しておきたい持ち物についても詳しくご紹介します。

これから戸建て賃貸を探す予定の方、初めての内見を控えている方。ぜひこの記事を参考に、内見をスムーズに進めていきましょう。

内見とは?主な流れをチェック

内見とは「内部見学」の略で、気になった物件を見学することをいいます。戸建て賃貸物件を借りる際には、図面や写真などで物件情報をチェックするだけでなく、内見を通じて実際にお部屋の状態をチェックするケースが一般的です。

もちろん内見なしでもお部屋を借りることはできますが、入居後に「イメージと違った」と後悔することも。設備やお部屋の雰囲気、周辺環境などを目で見たり肌で感じたりすることで、満足度の高い住まい選びを実現できます。

内見は事前に予約をし、物件には不動産業者と一緒に出向きます。当日の主な流れは以下の通りです。

  1. 予約しておいた日時に不動産業者を訪れる
  2. 担当者とともに物件に向かう
  3. お部屋のなかに入り、内見する
  4. 不動産業者に戻り、今後について相談する

内見自体の所要時間は1部屋あたり30分~1時間程度で、時間帯としては日当たりをチェックできる午前中がおすすめです。あらかじめ「住まいに求める条件」や「譲れないポイント」を明確にしておくと、冷静な視点で内見を進められるでしょう。

戸建て賃貸の内見における8つのチェックポイント

戸建て賃貸物件の内見時に確認すべきポイントはたくさんあり、事前に知っておくと見落としを防げます。以下でご紹介する8つのチェックポイントを参考に、条件にマッチする物件かどうかを慎重に見極めましょう。

間取りや広さ

家具や家電の配置を意識しながら、お部屋の間取りや広さを確認しましょう。持ち込む予定の家具や家電があれば、希望の場所に設置できるかどうか、玄関から設置場所までの通路幅は問題ないかどうかをチェックすることも重要です。

建付け・遮音性

ドアや窓は実際に動かしてみて、スムーズに開閉できるか、隙間はないかを確認しましょう。また、窓はしっかりロックが掛かるかどうかもチェックしておくと安心です。

もしも遮音性が気になる場合には、壁の中心をノックしてみましょう。ごつごつとした響かない音が聞こえた場合は壁に厚みがあるため遮音性は高く、軽い音が反響して聞こえた場合は壁が薄く遮音性は低いと判断できます。

日当たり・眺望

日当たりはお部屋の明るさを左右することはもちろん、洗濯物の乾き具合にも影響します。そのため、長い時間を過ごすリビングやベランダの日当たりはしっかりと確認しておきましょう。

また、窓からの眺望もチェックし、外から室内が見えてしまう可能性についてもチェックすることが大切です。窓が多い戸建てだからこそ、プライバシーをきちんと確保できる物件を選びましょう。

水回り

キッチンやトイレ、洗面所、浴室といった水回りにおいては、設備環境はもちろん水圧の確認も重要です。また、カビの有無や下水のにおいはしないかどうかもチェックしておきましょう。

生活導線

戸建ての場合は生活導線が長くなりやすい傾向があるため、暮らしやすい設計になっているかどうかも重要なポイント。洗濯機からベランダまでの導線や階段の歩きやすさなどを確認し、スムーズに動きやすい物件を選びましょう。

収納

収納が少ないと、足りない分を補うために収納家具を設置しなければなりません。手持ちの荷物や家族の人数などを考慮し、適した収納スペースがあるかどうかを確認しておきましょう。

外回り

塀(フェンス)や門扉、玄関アプローチといった外回りの設備も、忘れずにチェックすることが大切です。見た目の問題だけでなくプライバシーの確保やセキュリティ対策にも大きく関わる要素なので、家の中と外の両方から確認しましょう。

周辺環境

普段の生活に欠かせないスーパーやコンビニの位置は、ぜひ内見の際に確認しておきたいところ。また、周辺道路の車通りや人通り、街灯の数といった治安面もチェックしておきましょう。

こだて賃貸

内見をするときにあると便利な持ち物リスト

最後に、内見の際に持参すると便利な持ち物をピックアップしました。なかには不動産業者が用意してくれるものもありますが、事前に準備しておくとスムーズに内見できます。

スマホ カメラや方位磁石、懐中電灯、メモ帳など多種多様な機能があり、内見のさまざまなシーンで役立ちます。
図面のコピー&ペン 図面に記載されていない点などを書き込む際に使用します。コピーはあらかじめ不動産業者に依頼し、用意してもらいましょう。
メジャー 壁やクローゼット、玄関ドアなどを採寸するために必要です。5メートル程度の長さがあれば、広いお部屋でも十分対応できるでしょう。
スリッパ 床が汚れている可能性があるため、スリッパを持参すると安心です。
家具の寸法メモ 手持ちの家具や新しく購入したい家具がある場合には、寸法メモがあると大変便利です。
ビー玉 床に置き、お部屋が傾いていないかどうかをチェックするのに役立ちます。特に、築年数が古い戸建て賃貸の場合には必ず持参しましょう。

内見を有効活用して自分に合った物件探しを

戸建て賃貸物件を内見するにあたって大切なことは、優先したい条件をしっかりと明確にしておくこと。また、内見の際にチェックすべきポイントや持ち物などを事前に把握しておくことで、自分に合った物件かどうかを判断しやすくなります。

ぜひ今回ご紹介したポイントを踏まえて内見に出向き、理想の住まい選びを実現させましょう。

戸建てを探す際はこだて賃貸がオススメです。

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