女性が賃貸物件に住む場合、防犯面などの心配からアパートやマンションといった共同住宅に住むのが一般的です。
しかし総務省の調査結果によれば、近年、一戸建てで一人暮らしを考える女性が増えています。*1
住まいに関するセキュリティが高機能化され、以前に比べると防犯面の安全性が向上したことなどが要因の1つです。
女性が一戸建てに住みたくなる魅力はどこにあるのでしょうか。
この記事では一戸建てに住みたい女性向けに、魅力や持ち家と賃貸の違いなどについて詳しく解説します。
(*1 令和2年国勢調査 人口等基本集計結果)
賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、お部屋探しのご相談をLINEやチャットで24時間受け付けております。
一戸建ての賃貸物件がなかなか見つからない……という方はぜひご活用ください。
\ 一戸建ての賃貸物件を探したい /
一戸建てで一人暮らしを考える女性は増えている
女性の単独世帯は年々増加しており、令和2年国勢調査 人口等基本集計結果によると2020年時点では1,000万人を超えています。
その中でアパートやマンションだけではなく、一戸建てでの一人暮らしを望む女性が増えているのが現状です。
最近では平屋の物件も女性に人気です。
>>【女性向け】平屋で一人暮らしがしたい!購入する?賃貸にする?おすすめ間取りもご紹介
ここからは一戸建ての魅力について解説します。
一戸建ての魅力とは
一戸建ては、アパートやマンションなどの共同住宅と比較して部屋が多く広いため、洋服や靴を置くスペースなどが充分にあり、ゆったりとした生活ができます。
また、一戸建てはアパートやマンションよりもセキュリティが低いと思われがちですが、家全体が塀に囲まれていることも多く、共同住宅に劣りません。
共同住宅によくあるのが近隣トラブルで、特に騒音問題でうまくいかなくなってしまう場合があります。
一戸建てなら近隣との距離があるのでトラブルが起こりづらく共同住宅のように騒音問題に悩まされる可能性が低くなります。
築古物件の人気も高い
一戸建ては、築年数が経過した築古物件でも人気が高いのが特徴です。
古くても人気が高い理由として、昔ながらのレトロな感覚を楽しめるという点が挙げられます。
単身物件であれば、最近では見かけない和室や、塗り壁といった古民家風の住まいでの生活も可能です。
また、築古物件が人気な理由の一つに価格が安いことも挙げられます。
築年数が古くなれば比較的安い金額での購入や、安い家賃での賃貸が可能となるため、レトロな家を楽しみたいという人には、最適といえます。
\ 一戸建ての賃貸物件を探したい /
持ち家と賃貸で一人暮らしの満足度は変わる
一戸建てに住む場合、購入と賃貸では気持ちの面でも大きく異なります。
もし女性が一戸建てを購入し、持ち家として一人暮らしをする場合、持ち家のメリットやデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは女性が一人暮らしする場合のメリットやデメリットを持ち家と賃貸でそれぞれ紹介します。
持ち家一戸建てのメリット・デメリット
メリットとして挙げられるのは、間取りや内外装を自分好みに変更できること、ローン完済後は毎月の居住費がかからないなどがあります。
また、最終的に自分の資産となる点もメリットです。賃貸の場合、家は自分の資産にはなりません。
デメリットは、将来的に支払いが負担になるかもしれないという点です。
住宅ローンを利用しての一戸建て購入は、長い期間をかけて返済し続けるのが一般的です。
ローンの返済中にライフスタイルや収入が変化し、ローンの返済が難しくなることがあります。
加えて、返済期間に自然災害に見舞われ、自宅が倒壊した場合でもローンの返済は行わなければなりません。
任意保険によって保険金を受け取ることも可能ですが、上限金額が定められている場合も多いため返済金額に足りない場合があるため注意が必要です。
また、一戸建てを購入してしまうと、住宅ローンが残っている場合はやむを得ない場合を除き、引っ越すことはできません。
隣人トラブルが発生し、転居したい場合にできないという状況になることも考えられます。
賃貸一戸建てのメリット・デメリット
一戸建てを賃貸で住む場合にもさまざまなメリットとデメリットがあります。
女性が賃貸一戸建てで一人暮らしする場合のメリットとして挙げられるのは、持ち家と違い、住み替えしやすい点です。
一戸建ての生活や、住んでいるエリアに馴染めない場合やライフステージの変化などで住み替えしやすいのがメリットです。
また賃貸の場合、設備の故障などは借主の故意、過失がある場合を除き大家さんが負担します。
購入すると、設備の故障による修繕費用は所有者の負担となりますので、賃貸は持ち家に比べ修繕費に悩まされることがあまりありません。
また、一戸建てを購入すると設備の修繕費だけではなく固定資産税の納税が必要です。
賃貸の場合は所有者であるオーナーが納税するので、借主が負担することはありません。
最近の賃貸一戸建ては女性向けのものもあり、セキュリティ機能も充実しています。
キッチンや収納なども生活しやすいように広めに設計されている場合もあり、一戸建ての賃貸でも女性が一人暮らしをやりやすくなっているといえるでしょう。
女性の一人暮らしで住み方による生活実態の違い
一人暮らしの女性でも暮らしやすい賃貸物件は増えていますが、どのような方が住んでいるのでしょうか。生活実態を見てみましょう。
一般的な一人暮らしの場合
女性が賃貸戸建てで一人暮らしをする生活実態の比較として、一般的な一人暮らしの場合を見てみましょう。
一人暮らしの場合、家賃にかける割合の多くは月収の30%程度とされています。
また、一人暮らしの住まいで重視される部屋の設備として、一番要望が多いのは、「トイレとバス別」です。
次に「エアコン」、「収納スペースの広さ」が求められています。
食事の面に目を向けてみると、朝食と夕食は自炊派が8割近く、昼食に関しては弁当やコンビニなどが4割です。
一人暮らしの部屋探しで重視する点は、「家賃の額」が約30%、「間取りや広さ」が16.6%、「通勤や通学の時間」が約15%です。
これらの結果から家賃が安く広い部屋を望む人が多いといえるでしょう。
(参考:総務省統計局「全国消費実態調査」)
賃貸戸建てで一人暮らしをする女性の場合
一般的な一人暮らしの特徴を踏まえ、女性が賃貸戸建てで一人暮らしをする場合の特徴について見てみましょう。
一戸建てで女性の単身世帯が一人暮らしする場合、どうしても気になるのが家賃です。
一戸建ては、共同住宅と比べ部屋数も多く、利用できるスペースが非常に広いので家賃が高くなります。
ただ一戸建てでも、築年数や立地によっては安い家賃で住める場合も多く、なかには5万円台で一戸建てを賃貸できるものもあります。
広い部屋でのびのびと安い家賃での生活も可能といえるでしょう。
女性が一戸建てで一人暮らしをする際の注意点
一戸建てで女性が一人暮らしをする場合、注意しなければいけないポイントがあります。
ここからは、女性が一戸建てで一人暮らしをする際の注意点について解説します。
外出時や夜間の戸締まり
一戸建ては、塀などで囲まれておりセキュリティ面で安心な部分がある反面、集合住宅よりも人目が少ないので注意が必要です。
特に集合住宅と比較して階層が低く、侵入できる窓が多いため、戸締りなどのチェックは欠かせません。
また、一戸建ては専有スペースが共同住宅よりも広く、死角が多くなります。
一戸建てで女性が一人暮らしをする場合、より不安感を払拭するため、TVインターホンの導入や、窓の鍵を防犯性に優れた物に変更するなど、防犯面の対策を取りましょう。
また、近隣住民と仲良くなっておくことも防犯面で非常に効果的です。防犯面の対策を、十分に取っておくことにより不安を軽減できるでしょう。
庭のメンテナンス
一戸建ては共同住宅と比べて専有面積が広いため、ゆったりとした快適な生活が楽しめます。
しかし、専有面積が広いということは、それだけ自分で管理しなければいけない部分か広いことも理解しておかなければいけません。
特に注意が必要な部分が庭です。
庭は借主に管理する義務があるため、家周辺の草刈りや植木の剪定が必要となります。
定期的にメンテナンスしなければ、あっという間に草木が伸びてしまい、余計に大きなコストがかかることになるでしょう。
また、退去時に庭の管理不足による原状回復ができない場合、修繕費用がかかる可能性あるため注意が必要です。
まとめ
近年は一戸建て賃貸で女性の一人暮らしを考える人も多く、広く快適な家での生活が楽しめます。
一戸建てにはさまざまな魅力があり、郊外なら非常に安い家賃で借りることもできるので、金銭的な負担も共同住宅とあまり変わりません。
一戸建てを購入して生活すると自分の資産になり、賃貸だと修繕コストなどを心配する必要がないなど、購入や賃貸で一戸建ての暮らし方にはそれぞれメリットがあります。
一戸建ての特徴である自由度の高さや、ゆったりと生活できる快適さに魅力を感じる人は、一戸建てでの一人暮らしを検討してはいかがでしょうか。
「こだて賃貸」では、一戸建て賃貸物件を数多く取り揃えております。
専門のスタッフがご質問などに対し丁寧に答え、希望のお部屋探すのサポートを行います。
納得がいく物件を探してのびのびと快適な生活を楽しみましょう。
\ 一戸建ての賃貸物件を探したい /