仮住まい用の賃貸はどう探す?リフォームや建て替え時も快適に過ごすためのポイント

仮住まい用の賃貸はどう探す?リフォームや建て替え時も快適に過ごすためのポイント

持ち家のリフォームや建て替えをする場合、規模や期間によっては仮住まい先を探さなくてはならなくなります。

家族構成や荷物の量、ペットの有無など、自分たちにぴったりの仮住まい先を探すのは大変。

このページでは、仮住まいに必要な期間の目安や費用、仮住まい先の種類、仮住まい探しのポイントや注意点など、仮住まい探しに役立つ情報をご紹介します。

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これからお引越しや物件探しの予定がある方はぜひご活用ください。

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“仮住まい”とは

“仮住まい”とは、持ち家の建て替えやリフォーム、あるいは住み替える際に何らかのトラブルで入居時期が合わなかった場合など、旧居にも新居にも住めない状態のとき一定期間生活をする住居のことです。

仮住まいに必要な期間

仮住まいに必要な期間は、工事内容によって異なります。

以下の表で目安の期間を確認してみましょう。

リフォーム箇所 所要期間 特徴
建て替え 3ヵ月~1年程度 新築の場合、注文住宅か規格住宅か、ハウスメーカーか工務店かなど、さまざまな要素で工期が大幅に異なります。
リノベーション 1ヵ月~1年程度 既存住宅の痛み具合や規模、どこをどの程度直すかで工期が大幅に異なります。
外構 1日~3ヵ月程度 規模や工事内容で工期が大幅に異なります。居住エリアに関わらないため、仮住まいする必要性は低い工事です。
外壁・屋根 1週間~1ヵ月程度 表面的な工事か、躯体に関わる工事かで工期や仮住まいの必要性が変わります。
キッチン 2日~1ヵ月程度 規模や工事内容で工期が大幅に異なります。工期が短くても生活に欠かせない場所のため、仮住まいの必要性が高いリフォームです。
トイレ・浴室 1日~2週間程度 工期が短くても生活に欠かせない場所のため、仮住まいの必要性が高いリフォームです。
居室・窓 1日~1週間程度 規模や工事内容で工期が大幅に異なります。部屋ごとに工事を進めるなど、工夫すれば仮住まいする必要性は低い工事です。

※工事期間がどのくらいかかるかは、工事をお願いしている工事業者さんに確認しましょう。

仮住まいに必要な費用

仮住まいに必要な費用は、大まかに分けて“引っ越し費用”と“住居費用”の2つが必要です。

引っ越し費用

仮住まいの際の引っ越しは、旧居→仮住まい、仮住まい→新居の、計2回かかります。

複数の引っ越し業者さんから見積もりを取り、できるだけ引っ越し費用を抑えましょう。

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住居費用

頭金が必要か否か、短期契約のできる物件かなど、仮住まいをどのような物件にするかで費用が大きく変わります。

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仮住まい探しのポイント

具体的に仮住まいを探すにあたってのポイントを順に見ていきましょう。

期間

仮住まい用の賃貸物件を契約する場合、工期に合わせた期間を仮住まいで過ごすことになります。

定期借家契約など、あらかじめ賃貸期間を決めて契約できれば費用が抑えられる可能性が高くなります。
工期が延びることも考慮し、余裕のある契約期間を設定しましょう。

費用

仮住まいの際は、通常の引っ越しに比べて入居期間は短期間なので、初期費用をどれだけ抑えられるかが重要です。

また、短期契約ができない物件では、キャンセル料が発生することもあります。

家賃以外の、入退去時にかかる費用をしっかり確認して契約しましょう。

エリア

保育園・幼稚園、学区制の学校に通う子どもがいる場合や、職場への通勤、行政サービスを変えたくない場合は、できるだけ同じエリア内で仮住まい物件を探す必要があります。

居住エリアに仮住まい先が見つからない場合、事情を話して通園・通学の継続許可がもらえるか相談してみましょう。

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仮住まい先の種類

仮住まい先には、以下のような候補があります。
自分たちのケースに合ったのを選びましょう。

実家

仮住まいの第一候補は“実家に帰る”です。
気心の知れた実家ならストレスなく過ごせ、物件契約や家賃がかからないのが最大の魅力です。

また、「荷物だけ仮置きさせてもらう」、「夫と妻それぞれの実家に別々に仮住まいする」、「ペットだけ預かってもらう」など、実家さえ了承してくれれば多彩な活用方法があります。

ホテル

1週間程度のリフォームなら、ホテルの連泊プランを利用する方法があります。

賃貸契約が必要ないため気軽に利用できますが、家族の人数と利用日数が多いとかなりの出費になります。

また、時期によって予約が取りづらかったり料金が割高な場合も。

家財道具を預けるところを別で探さなくてはならない、ペットの受け入れ不可の場合が多い、などもネックです。

ウィークリー(マンスリー)マンション

短期賃貸契約なら、1週間以上1ヵ月未満ならウィークリーマンション、1ヵ月以上ならマンスリーマンションが専用性があり便利です。

ホテルとは異なり家電設備が整っている点や、ある程度荷物を持ち込める点、期間を指定して契約できる点などがポイントです。

ただデメリットもあり、建っているエリアが限られている点や、ファミリータイプやペット可タイプを見つけるのが難しい点があります。

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賃貸アパート・マンション

工期が1ヵ月以上かかり、かつウィークリー(マンスリー)マンションがないエリアや、ファミリーやペット同伴などの場合、賃貸物件を契約するのが予算的にもメンタル的にも適しているといえるでしょう。

部屋の広さや間取りなど、バリエーションが豊富な点がなによりのメリットです。

期間契約可能な物件があればベストですが、通常の賃貸物件でも基本的に短期間での中途解約が可能です。

ただし、違約金が設定されていることもあるので契約の際はよく確認しましょう。

一戸建て賃貸

荷物や家族が多く部屋数が必要であったり、駐車場も複数必要。

加えてペットも居たりと、条件を満たす賃貸物件が見つからず困っているなら、一戸建て賃貸といった選択肢もあります。

庭付きの一戸建て物件なら、駐車場やペット、大量の家財道具も搬入でき、条件を満たしやすい傾向にあります。

仮住まいの場合、賃貸契約を結ぶ際に短期契約になる旨をしっかり伝えて、違約金の有無などをしっかり確認してから契約を進めましょう。

一戸建て賃貸を探すなら専門のサイトが便利です。

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広々物件を探せる『こだて賃貸』で、理想の一戸建て賃貸を見つけましょう。

仮住まい探しの注意点

ラストに仮住まい探しで注意すべきポイントを見ておきましょう。

引っ越し費用は2回分必要

必要な費用でお伝えしたように、仮住まいの際の引っ越しは、旧居→仮住まい、仮住まい→新居の、計2回かかります。

引っ越し業者さんのなかには、建て替えの際に便利な、2回の引っ越しが一つになったプランを用意しているところもあります。

仮住まいに入りきらない荷物を保管倉庫で預かってくれたりと、便利なサービスを展開している引っ越し業者さんもあるので、複数の引っ越し業者さんから見積もりをとり、適したプランを探してみましょう。

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意外とかさばる家財道具

リフォーム期間中に運び出す荷物が多い場合は、トランクルームを活用したり、引っ越し業者さんの荷物預かりサービスを利用すると、物件が見つけやすくなります。

大きめの家を借りて、住まいと荷物保管の場所を兼ねるのと、どちらがコストを抑えられるか比較しながら自分たちに合った方法を選びましょう。

手間と時間のかかる各種手続き

仮住まいをする際の諸手続きは、期間によっても異なりますがそれぞれ利用停止手続きをするのが一般的です。

水道、ガス、電気、インターネットなど、工事に必要のないものは利用停止にします。

ただし、水道や電気は工事に必要な場合があるので工事業者さんに確認してから手続きしましょう。

郵便物は、郵便局に転送届を出し、仮住まいに届くよう手続きしましょう。

仮住まいが1年以内なら住民票の移動は必要ないといわれています。

また、子どもが学校に通っていても、仮住まい先が学区内であれば、届け出なくても通常どおり通うことができます。

工期の延長

新築の場合、工期が大幅に伸びることはそうないですが、イレギュラーが起きやすいリフォーム工事では工期が伸びることがままあります。

仮住まい用の物件を契約する際は、契約期間に余裕を持っていざというときは契約期間を延ばせるように、事前に確認しておくことをおすすめします。

まとめ

家族や家財道具が多い場合や、ペットを飼っている、子どもの学区問題など、条件が増えるほど仮住まい探しは大変です。

工期をしっかり把握してできるだけ早く仮住まい探しを始めましょう。

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