駅近の一戸建て賃貸物件におけるメリット・デメリット！選ぶ際のポイントは？

毎日の通勤・通学を考慮して、「駅近の一戸建て賃貸に住みたい」とお考えの方もいるかもしれません。確かに駅近物件は利便性の面で魅力的ですが、その一方で注意したい懸念点も存在します。

そこで、今回は駅近の戸建て賃貸におけるメリット・デメリットを徹底解説。さらには、駅近の物件を選ぶ際に注目したいポイントもご紹介します。

ぜひ参考にしながら、ご自身にとってどのような物件が適しているのかを慎重に検討しましょう。

駅近や都心物件の人気は高い？

ひと昔前までは、駅近や都心物件の人気が群を抜いていました。物件概要に記載されている「駅から徒歩〇分」の情報を重視して物件探しを行うケースが多く、具体的には徒歩10分程度までの物件が駅近物件と呼ばれています。

しかし、近年のコロナ禍によって自宅で過ごす時間が増え、駅近や都心よりも「住環境」にこだわる方が増えている印象です。駅近にこだわるかどうかは、ご自身やご家族のライフスタイルなどを考慮して慎重に見極めることをおすすめします。

駅近を重視するべきか見極めるために、まずは駅近の一戸建て賃貸におけるメリット・デメリットを押さえておきましょう。

駅近であることのメリットは、主に以下の通りです。

やはり最大のメリットといえるのが、通勤や通学がスムーズであること。時短になることから、特に朝早く起きることが苦手な方にとっては大きな魅力です。

また、駅の近くにはさまざまなお店や施設が集結しているため、生活に便利であることもうれしいポイントです。買い物帰りの重たい荷物も、住まいが駅近であればそれほど負担を感じることはありません。

さらに、駅周辺は人通りが多く、夜道でも明るいケースが多いので安心感があるでしょう。「郊外の静かな住宅街では夜のひとり歩きが不安」という方には、駅近の戸建て賃貸物件が向いています。

次に、駅近であることの主なデメリットを見ていきましょう。

駅近の一戸建て賃貸物件は、郊外の物件に比べると家賃が高めです。やはり駅近のほうが土地の値段が高く、さらには家賃が多少高くても入居者が見つかりやすいことから、家賃が割高に設定されています。

また、駅周辺は利便性が高い半面、車の音や繁華街の喧騒といった騒音問題は避けられません。特に電車の騒音は住宅内にまで響きやすく、「音が気になってなかなか寝付けない」などのお悩みを抱えるケースも多々見られます。

そして音だけでなく、治安面における問題も。特に繁華街近くの住宅では、酔っ払いによるトラブルが発生する恐れがあるため注意が必要です。

ここまでご紹介したメリット・デメリットを踏まえたうえで、「やはり駅近の一戸建て賃貸を探したい」と考える方もいることでしょう。その場合には、以下でご紹介する4つのポイントに注目しながら物件選びを行うことをおすすめします。

最寄り駅までの時間や通る道の状況、さらには利用できる交通機関の種類や始発・終電の時間などの交通環境についてチェックしましょう。駅までの時間は人によって異なるため、自分の足で歩いて確認することが大切です。

また、家の前の道路の交通量や人通り、雰囲気を見るために、なるべく時間帯を変えて複数回確認するとよいでしょう。

家の周辺にどのような施設があるのか、図面だけでなく実際の目で確認することも重要なポイントです。その際には昼と夜の両方の時間帯にチェックできると、騒音による影響もしっかりと踏まえたうえで住みやすさを判断できます。

お子様のいるご家庭においては、子育て環境にも注目して物件選びをされるとよいでしょう。保育施設や公園の充実度や最寄りの学校までの距離、ファミリー世帯が多い地域かどうかなど、さまざまな視点から子育てのしやすさを見極めることがポイントです。

駅近物件の場合は、駅周辺の開発によって周辺環境が変わる見込みがあります。そのため、住みたいエリアが今後どのように変化する予定なのかを不動産会社に確認しておきましょう。

駅近物件にはメリット・デメリットがあり、住みやすいと感じるかどうかは人それぞれ異なります。ここでご紹介した内容を参考に、ご自身のライフスタイルや住まいに求める条件などを照らし合わせながら判断されるとよいでしょう。

「こだて賃貸」では、駅近の一戸建て賃貸物件はもちろん、住み心地のよい条件が揃った魅力的な物件を多数取り扱っております。ぜひお気軽にご相談いただき、あなた好みの物件探しを実現させましょう。