一戸建てに住むなら賃貸?持ち家?それぞれのメリット・デメリットとは

賃貸?持ち家?

一戸建てに住みたいとお考えで、「賃貸」と「持ち家」のどちらがいいのか迷っている方もいるのではないでしょうか。賃貸と持ち家とでは異なる魅力や注意点があるため、事前にしっかりと把握したうえで自分や家族に適したタイプを選ぶことが大切です。

そこで、今回は戸建てにおける賃貸と持ち家のメリット・デメリットを徹底解説。それぞれの特徴を比較しながら、どちらが向いているのか慎重に見極めましょう。

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「賃貸」と「持ち家」どっちが多い?

賃貸にも持ち家にも魅力がありますが、実際はどちらのほうが多いのでしょうか?まずは賃貸と持ち家の割合をチェックしておきましょう。

総務省統計局による調査によると、2018年時点での賃貸と持ち家の割合は「1対2」程度。つまり、全体的に見ると賃貸よりも持ち家のほうが多く、さかのぼってみてもこの割合は毎年ほぼ変わりなく推移しています。

また、世帯主の年齢階層別における統計を見てみると、30代前半までは持ち家よりも賃貸比率のほうが高く、30代後半~40代前半で半々程度、40代後半以降は持ち家比率のほうが高い結果に。この統計調査から、若年層のうちは賃貸住まい、年を重ねるにつれ家を購入する方が増え、最終的に持ち家が多いという比率に落ち着くことがわかります。

「賃貸」と「持ち家」それぞれのデメリット

賃貸と持ち家のどちらがいいのかは、それぞれの家庭におけるライフスタイルや価値観などによって変わってきます。まずは賃貸と持ち家のデメリットをチェックし、それぞれどのようなリスクや注意点があるのかをしっかりと把握しましょう。

賃貸のデメリット

賃貸におけるデメリットは、主に以下の3点です。

資産にならない

賃貸は初期費用が少なくて済む半面家賃を払い続ける必要があり、資産としては残りません。老後も家賃を払い続ける必要があり、いずれ経済的な負担が大きくなるリスクがあります。

戸建て賃貸の場合は古い物件が多い

戸建て賃貸の場合は、築年数が古い物件のほうが多い傾向があります。住まなくなった物件を貸しに出すケースが多いためです。その分家賃はリーズナブルではありますが、建物の強度や防犯性への不安があることは否めません。

貸主都合によって退去を求められる可能性がある

貸主の都合によって退去を求められるケースがあることも、賃貸物件におけるデメリットのひとつです。

一般的には契約期間満了の6ヶ月前には貸主から借主に申し入れをする必要があるため、退去依頼があったらすぐに立ち退かなければならないわけではありません。しかし、新たな物件探しや引っ越しの手間と費用がかかることは肝に銘じておきましょう。

持ち家のデメリット

次に、持ち家のデメリットを3点ご紹介します。

簡単に引っ越せない

持ち家における最大のデメリットといえるのが、簡単に住み替えできないことです。たとえば「実際に住んでみたらイメージと違った」という場合や「ご近所トラブルで悩んでいる」というケースでも、多額の費用を投資したことを踏まえるとそう気軽には引っ越しができません。

また、いざ売却しようと思ってもなかなか買い手が見つからなかったり、希望の金額で売却できなかったりなどのリスクがあります。

メンテナンスは自分たちで行う必要がある

持ち家の戸建て住宅の場合、住まいを長持ちさせるために日ごろのメンテナンスを自分たちで行う必要があります。家の中の設備や内装はもちろん、屋根や外壁の劣化にも注意して、必要であれば業者に修理や修繕の依頼を行わなければなりません。

事故や病気によってローンの返済ができなくなる可能性もある

持ち家でもローンを組むことで初期費用を軽減できますが、今後事故や病気によってローンの返済ができなくなる可能性も。また、購入時期によっては老後もローンを払い続けなければならない場合もあるため、慎重に判断することが大切です。

こだて賃貸

「戸建て賃貸」と「持ち家」それぞれのメリット

次に、賃貸と持ち家のメリットをまとめました。それぞれのデメリットを踏まえたうえで魅力にも注目することで、どちらが合っているのかが自然と見えてきます。

戸建て賃貸のメリット

戸建て賃貸においては、以下のように「気軽に住める」点が最大のメリットです。

住み替えがしやすい

転勤や家族構成の変化、ご近所トラブルなど、何かあったときに引っ越しがしやすいことは賃貸ならではのメリットです。持ち家の場合は賃貸のように気軽に引っ越しできないため、もしもの時に身軽なほうがいい場合は賃貸を選ぶに尽きるでしょう。

頭金や税金が必要ない

戸建てを購入する場合は、100万円単位の頭金をはじめ、毎年の固定資産税や都市計画税などの支払いが発生します。賃貸にはそのような負担がなく家賃のみの支払いとなるので、費用の面でも賃貸のほうが気軽に契約できます。

メンテナンス費は貸主負担の場合もある

戸建て賃貸で建物に不具合や劣化が生じた場合、契約内容によっては貸主負担で修理・修繕してもらえる可能性も。ただし、庭の手入れや建物周辺の掃除など、日ごろのメンテナンスは借主に委ねられるケースが多く見られます。

持ち家のメリット

では、持ち家にはどのようなメリットがあるのでしょうか。主な3つの魅力を押さえておきましょう。

資産になる

持ち家は総費用としては賃貸よりも高くなる傾向がありますが、住宅が資産として残ります。高齢になって収入が少なくなっても住まいの確保ができ、万が一まとまったお金が必要になった場合も家を売却してお金を作ることが可能です。

自分の権限で自由にリフォームできる

持ち家であれば、自分や家族の好きなようにリフォームできます。家族構成の変化に応じて間取りを変更したり、内装のイメージチェンジをしたりなど、その時々の理想の住まいを目指せる点が大きな魅力です。

トータルコストは賃貸よりも安くなる可能性がある

持ち家は購入時に大きな支出がありますが、ローンの支払いが終われば経済的負担が大きく減るメリットがあります。賃貸の場合は家賃をずっと払い続けなければならず、生涯のトータルコストとして見ると持ち家のほうが安く済むケースは少なくありません。

それぞれの家庭に合わせて「賃貸」か「持ち家」かの選択を

賃貸と持ち家には、それぞれ異なるメリット・デメリットがあります。家庭の状況やライフプランなどを考慮して選ぶ必要があるため、迷う場合はファイナンシャルプランナーに相談するなどプロの手を借りるのもひとつの方法です。

安心して暮らせる住まい選びのために、さまざまな角度から「賃貸」と「持ち家」を比較して慎重に判断しましょう。

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