一戸建て賃貸で同棲はあり?なし?メリットやデメリット、注意点を解説

戸建賃貸同棲

同棲に向けたお部屋探しを検討されているなら、アパートやマンションだけでなく「一戸建て賃貸」も視野に入れてみてはいかがでしょうか。パートナーとの関係性やライフスタイルによっては、一戸建てのほうが暮らしやすい可能性もあります。

しかし、なかには「一戸建て賃貸は本当に同棲向き?」「どのように物件を決めたらいい?」など、不安や疑問を感じる場合もあるかもしれません。

そこで、今回は一戸建て賃貸で同棲するメリットやデメリットを徹底解説。さらには物件探しの際に注意したい5つのポイントについてもご紹介します。

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一戸建て賃貸で同棲は可能?

ワンルームといった単身向けの賃貸マンションにおいて、同棲などの二人暮らしを認めていないケースは少なくありません。それに対して一戸建て賃貸では「同棲不可」という物件はほとんど見られず、むしろ同棲に適した物件が多く見られます。

特に注目したいのが、一戸建て賃貸の広さや間取りについて。アパートやマンションに比べると敷地面積が広い傾向があり、間取りとしては2LDK以上のタイプが一般的です。部屋数が多いため、それぞれのプライベートルームや衣類専用のお部屋を設けられるなどゆとりある暮らしを叶えやすいでしょう。

ただし、一戸建て賃貸のなかには「もともと大家さんが住んでいた家を賃貸にした」という物件が多く、築年数は古めの傾向があります。なかには新築や築年数が浅めの物件もありますが、数は少なめであることをあらかじめ認識しておくことが大切です。

一戸建て賃貸で同棲するメリット

広さや間取りの面で非常に同棲向きといえる一戸建て賃貸ですが、実はそれ以外にもさまざまな魅力があります。以下では、同棲の際に一戸建て賃貸を選ぶ主なメリットを2点挙げてみました。

気軽に一戸建てに住める

一戸建てというと「憧れのマイホーム」というイメージがありますが、いざ購入するとなるとまとまった額の頭金を支払ったり、ローンを組んだりしなければなりません。しかし、一戸建て賃貸であればそのような大金の準備は必要なく、契約時に支払うのは敷金・礼金・不動産仲介手数料程度です。場合によっては敷金や礼金が不要の物件もあります。

また、一戸建てを購入する場合は固定資産税などの税金を毎年納める義務があり、その額は決して安いものではありません。それに対して、一戸建て賃貸の場合は持ち家ではないためそのような税金はかからず、基本的には毎月の家賃のみで気軽に一戸建て生活を楽しめます。

将来的に持ち家をもつイメージがつく

結婚を前提として同棲を始める場合、「将来的には一戸建てでのびのびと子育てしたい」といった夢を抱いているカップルも多いのではないでしょうか。その前段階として一戸建て賃貸で暮らすことにより、持ち家への具体的なイメージがつきやすくなります。

たとえば「将来的にはもっと広い庭の物件がいい」「持ち家にはこのセキュリティを取り入れたい」など。事前に賃貸で一戸建ての暮らしを経験することで、どのような住まいが自分たちに適しているのかを見極めやすくなります。

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一戸建て賃貸で同棲するデメリット

同棲にあたってうれしい魅力がある一戸建て賃貸ですが、事前に知っておきたいデメリットも存在します。以下の点を踏まえたうえで、一戸建て賃貸を選ぶべきかどうかを慎重に検討しましょう。

家賃が通常の賃貸よりも高め

一戸建て賃貸は2LDK以上の広々とした間取りが多く、一般的に同棲向けとして需要が大きい1DK・1LDKのアパートやマンションに比べると家賃が高めです。また、駐車場や庭付きの物件の場合には、さらに家賃が割高になる傾向があります。

ただし、築年数が古い物件や郊外の物件の場合はアパートやマンションと同程度、あるいは割安のケースもあるため、予算と照らし合わせて探してみるとよいでしょう。

防犯対策を自分たちで行う必要がある

アパートやマンションの場合には、オートロック完備やホームセキュリティサービスへの加入など、防犯面に優れている物件も少なくありません。それに対して一戸建て賃貸の場合は、セキュリティ対策を居住者自身で行うケースが一般的となっています。

たとえば鍵をオートロックにする、防犯カメラを取り付けるなどの方法が有効です。とはいえ賃貸なので、大家さんにあらかじめ許可を取ったうえで対策を講じる必要があります。

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同棲に向けた一戸建て賃貸物件を探す際に注意したい5つのポイント

最後に、同棲に最適な一戸建て賃貸物件を探すポイントを5つご紹介します。初期費用や間取り、立地などに注目しながら、スムーズな物件選びを目指しましょう。

【ポイントその1】入居にかかる初期費用を把握しておく

一戸建て賃貸物件の契約時には、以下の初期費用がかかるケースが一般的です。

  • 前家賃として家賃1ヶ月分+契約した月の日割り家賃
  • 敷金・礼金:それぞれ家賃2ヶ月分(1ヶ月分の場合や不要のケースもあり)
  • 不動産仲介手数料:家賃1ヶ月分
  • 火災保険料:15,000円~20,000円程度
  • 鍵の交換費用:10,000円~20,000円程度

そのほかにも、引っ越し費用や家具・家電の購入費用などがかかります。まずはお互いの予算を確認したうえで家賃の上限を決め、家具や家電をどの程度新調するかを話し合っておきましょう。

【ポイントその2】ライフスタイルに合わせて広さや間取りを選ぶ

同棲するにあたり、どの程度の広さや部屋数が必要なのかについても確認しておくことが大切です。たとえば将来子どもが生まれた時のことを考慮してゆったりと広めの2LDKにする、車を購入する可能性があるため駐車場付きにするなど、ライフスタイルに合わせて考えると選びやすくなります。

【ポイントその3】必要な設備について事前に話し合っておく

一戸建て賃貸には築年数が古い物件が多いため、必要な設備が備わっていない可能性もあります。なかにはエアコンがない物件や、お風呂の追い炊き機能が付いていない物件も少なくありません。

欲しい設備を後付けできるケースもありますが、許可を取ったり費用が発生したりと手間がかかります。そうならないように事前に必要な設備の条件について話し合い、なるべく希望に近い物件を探しましょう。

【ポイントその4】お互いの通勤・通学先を考慮して立地を選ぶ

立地については、お互いに通勤・通学がしやすいエリアに絞ることがポイントです。駅へのアクセスも気になるところですが、駅近の物件は家賃が高い傾向があるため注意しましょう。

もしも家賃を抑えて一戸建て賃貸に住みたいとお考えなら、郊外で駅から離れた物件がおすすめです。予算と利便性とのバランスを考えながら、お互いが納得できる立地を選びましょう。

【ポイントその5】入居審査が通らない可能性を頭に入れておく

実は同棲で賃貸物件を借りる場合は、結婚してから契約する場合に比べて入居審査に通りにくいといわれています。大家さんや管理会社としてはできるだけ長く入居できる人に貸したいため、「同棲だと早々に退去してしまうのではないか」と懸念する傾向があるからです。

ただし、連帯保証人を「契約者の家族+同棲相手」の2名にすることで安心感が高まり、審査に通りやすくなります。通常の契約で審査に通らない場合には、同棲相手にも連帯保証人になってもらうとよいでしょう。

同棲に最適な一戸建て賃貸物件探しなら「こだて賃貸」へ

広々として部屋数も多い一戸建て賃貸は、将来を見据えて同棲するおふたりにおすすめの物件です。ここでご紹介したポイントを意識しながら物件探しをすることで、予算やライフスタイルに合う物件をスムーズに見つけやすいでしょう。

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