普段、何気なく使っている窓ですが、実は家での生活にとってとても重要なポイントになります。
機能的で目的に合った窓が付いている家を選ぶことは、快適な生活を送るために欠かせないと言っても過言ではありません。
この記事では、一戸建ての賃貸物件を選ぶ際のポイントとして、どのような窓が付いている家がおすすめなのか、また立地によって必要となる窓の機能について詳しく説明します。
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一戸建て賃貸での窓の重要性
一戸建て賃貸で窓が重要視される理由は、主に防犯面と生活面です。
それぞれにおいて窓がどのような役割を担っているかを詳しくみてみましょう。
防犯面
一戸建て住宅における窓の重要性としてまず挙げられるのが、防犯面です。
警視庁の「東京の犯罪(令和2年版)」によると、都内の侵入窃盗の発生状況は「住宅」が48.7%と約半数を占め、その中でも特に一戸建て住宅が21.1%と最も多くなっています。
さらに同資料によると、住宅に対する空き家被害の侵入手口は窓(縁側、ベランダ等をふくむ)からが55.4%と過半数を占める状況でした。侵入できた手段としては、無締りはもちろん、ガラス破りや施錠開けが挙げられます。
このような状況から、一戸建ての窓が空き巣に狙われやすいことがわかります。
よって、一戸建てで空き巣に狙われないようにするためには窓の防犯対策が重要であり、ガラス破りや施錠明けに対応できる防犯性能の高い窓を選ぶ、または対策することが重要です。
生活面
窓の役割として挙げられるのは、採光、通風や換気、開放感、眺望などです。
いずれも快適な生活を送るためには欠かせない要素のため、生活面でも窓は重要な役割を果たしています。
また、騒音や臭気といった外からの不快な要素を家の中に入れないようにすることも窓の役割です。
いくら採光や通風が良い窓であっても、不快な要素を排除できなければ生活面での充実感を得ることは難しくなります。
防犯面だけでなく、生活面でも窓の役割は重要でしょう。
一戸建て賃貸の窓の防犯対策
ここでは、窓の重要性の一つである防犯面について、一戸建て賃貸住宅でどのような窓の防犯対策ができるのか具体的な方法をいくつかご紹介します。
また、ここでご紹介する方法をおこなう場合は、一戸建て賃貸物件の管理会社や大家さんに許可を得ることが必要です。
防犯対策である旨をしっかりと伝えて許可を得るだけでなく、退去時の原状回復や費用負担についてもきちんと取り決めておきましょう。
強化ガラスに変更する
一戸建て賃貸の窓の防犯対策としてまず挙げられるのが、窓ガラスを強化ガラスに変更することです。
強化ガラスとは、ガラス切りやガスバーナーなどで破損しにくい構造になっているガラスです。
強化ガラスに変更しておけば、窓を割ったり鍵を壊したりしにくくなるため、侵入を防ぐ効果があるでしょう。
防犯用シールを貼る
窓ガラスに防犯用シール(フィルム)を貼るのも、防犯に効果的な方法の一つです。
また、窓や建具、建物などに傷をつけることがなく、剥がれやすいものを選べば退去時の原状回復も容易なので賃貸物件にもおすすめです。
防犯用シールを貼ることは、ガラスを割って侵入されるのを防ぐだけでなく、ガラスに物が当たったりぶつかったりした際のガラスの飛散防止にもなります。
防護柵を被せる
防犯目的で窓に防護柵を被せる際は、柵の素材や設置方法を選ぶことが大切です。
防護柵には、家の壁に固定するものや窓の枠に取り付けるものが主流ですが、建物の外側に取り付けるのが難しい場合は、地面に埋め込んだり部屋の内側から被せたりするタイプもあります。
いずれの方法で取り付けるにせよ、必ず大家さんの許可を得るようにしましょう。
また、防護柵を被せているからといって、窓を開けっ放しにしておくことはおすすめできません。
特にドライバーで簡単に外せるようなものは注意が必要です。
シャッターの設置
設置できるのであれば、シャッターを付けることも防犯対策になります。
特に全面に防犯用シールを貼ったり防護柵を被せたりするのが大変な大きい窓やベランダの掃き出し窓の場合、シャッターを設置すると有効的です。
ただし、シャッターを閉めていると留守であることが知られてしまう場合もあるので、防犯カメラと併用するなどの工夫をしましょう。
また、一戸建て賃貸では大家さんからシャッターの設置を許可してもらうのは難しい場合があります。
目的や工事内容をしっかりと伝えることが大切です。
一戸建て賃貸の防音・防寒対策
次に、窓で生活面を快適にするための工夫をみてみましょう。
具体的な対策内容は、防音・防寒対策です。
窓からの音や熱の出入りをいかに小さくできるかが重要なポイントになります。
窓の防音・防寒対策に効果的なのは、二重サッシや高性能ガラスへの変更です。
防音についてより詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。
一戸建て賃貸で防音対策するには?手法や注意点を解説|こだて賃貸コラム
二重サッシにする
二重サッシとは、窓枠を含めた窓全体を二重にしたものです。
二重窓や内窓と呼ばれることもあります。
窓の形状にもよりますが、通常の窓にあとからもう一つ窓を取り付けて二重サッシにリフォームすることも可能です。
窓をサッシごと二重にするので、防音・防寒効果があるだけでなく、室内の結露防止にもなります。
結露に悩んでいる場合にも二重サッシはおすすめです。
高性能(防音)ガラスに変更する
高性能(防音)ガラスには、ガラス自体が高性能になっているものや複層になっているものなどがあります。
いずれも防音や・防寒対策に有効です。
二重サッシとは異なり窓ガラスの部分だけを交換するため、室内に圧迫感を与えることがありません。
また複層ガラスだと、二重サッシと同様にガラス部分の結露も防げますが、サッシの部分がアルミなど熱伝導の良い素材だとサッシが結露する場合があります。
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窓に注目した一戸建て賃貸の選び方
窓に注目した一戸建て賃貸の選び方は、どのような生活スタイルなのか、またどのような場所に家が建っているのかによって変わってきます。
例えば、人通りが少ない場所や人の視線が届きにくいような場所に窓がある場合は、防犯性の高い窓が必要です。
また、交通量の多い道路が近くにあったり夜勤で昼間に就寝する方が家族にいたりする場合は、窓の防音性を重視すると良いでしょう。
気密性の高い住宅の場合は、冬場に窓の結露が起こりやすくなります。
二重窓や結露しにくい素材を使ったサッシの窓がおすすめです。
一戸建て賃貸探しは、こだて賃貸にお任せ!
窓は、防犯面や生活面などを大きく左右する家の大切なパーツです。
一戸建て賃貸を選ぶ際には、周辺環境やライフスタイルに合った窓が付いている家を選ぶようにしましょう。
窓の防犯性や防音・防寒性を高めるための工夫は、一戸建て賃貸でもおこなえるものもあります。
設置工事をする際には、管理会社や大家さんから許可を得ることが大切です。
「こだて賃貸」には多彩な一戸建て賃貸物件が揃っているので、選ぶポイントとして窓に着目してみても良いでしょう。
さまざまな物件を取扱っている「こだて賃貸」を上手に活用して、快適に生活できる一戸建て賃貸を見つけましょう。
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