一戸建て賃貸のなかには、お風呂に追い焚き機能が付いていないケースがあります。
追い焚き機能とは一度冷めた浴槽のお湯を再び温める機能のことで、特にファミリー世帯を中心に需要の高い設備です。
そのため追い焚き機能が備わっていないと、後付けしたいと考える方もいらっしゃいます。
この記事では、追い焚き機能の基礎知識やメリット、おすすめのアイテム、後付け工事にかかる費用や注意点を解説します。
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目次
追い焚き機能とは?
追い焚き機能とは冷めた浴槽のお湯を温め直す機能のことで、いつでも温かいお湯に浸かれることが特徴です。
浴槽と風呂釜を配管でつなぎ、お湯を循環させることで、お湯の温度を上昇させます。
また、追い焚き機能は循環口が二つある場合は自然循環方式によって、循環口が一つのみの場合は強制循環方式によってお湯を温める仕組みです。
追い焚き機能を活用すればお湯を足したり、入れ替えることなく、温かいお湯にできます。
追い焚き機能付きのお風呂の需要は高い
追い焚き機能付きのお風呂は需要が高く、株式会社リクルート住まいカンパニーの調査によると、79%の方が欲しい設備だと回答しています。
特にニ人暮らしやファミリー世帯での割合が高く、多くの方が追い焚き機能を求めていることがわかります。
一人暮らしの方でも一日の疲れを湯船に浸かって流したい方や、長湯をしたい方にとって重宝される機能でしょう。
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追い焚き機能のメリット
追い焚き機能の主なメリットは、短時間でお風呂に入れること、同居人と入浴の時間が異なっても支障がないこと、水道代の節約になることの三つです。
追い焚き機能を使えば一からお湯をためる必要がないため、比較的早く暖かいお風呂に入れます。
また、同居人と入浴時間が異なると、あとの人が入浴する頃にはお湯が冷めてしまうこともあるでしょう。
しかし追い焚き機能を利用すれば、いつでも温かいお湯に浸かれるため、同居人の入浴時間を気にしなくて済みます。
ほかにも追い焚き機能を活用することで、水道代の節約が期待できます。
お湯が冷めてもすでにある水を活用するため、過剰にお湯を使う必要がありません。
生活スタイルに合わせて、うまく追い焚き機能を活用するのが良いでしょう。
一戸建て賃貸のお風呂に追い焚きは後付けできるの?
一戸建て賃貸のお風呂に追い焚き機能が付いていない場合、給湯器を変えるなどの後付け工事ができます。
なお、給湯器だけでなく、配管の変更が必要になる場合もあるため、注意しましょう。
費用を抑えたい方は、工事のいらない簡易的な追い焚きアイテムがおすすめです。
簡易的な追い焚きアイテムは保温タイプと加熱タイプのニ種類があるため、欲しい機能を選ぶと良いでしょう。
お湯の保温ができるアイテム
保温ができる簡易的な追い焚きアイテムはお湯の温度を維持できますが、追い焚き機能のようにお湯の温度を上げることはできません。
そのため一人暮らしや長湯をしたい方におすすめのアイテムです。
保温の仕方は商品によって異なります。
浴槽の穴を活用する物や、電子レンジを使用して保温する物など、浴槽に合わせて商品を選びましょう。
お湯の加熱ができるアイテム
加熱ができる簡易的な追い焚きアイテムは、追い焚き機能のように一度冷めたお湯を再び温めることができます。
そのため同居人が多い場合や入浴時間が異なる場合におすすめです。
漏電防止や空焚き防止などの機能が備わっているアイテムもあるため、購入の際はどのような機能が付いているか確認しておくと安心です。
また、加熱するのにどのくらい時間がかかるのかについても確認することが大切です。
追い焚き機能の後付けにかかる費用
追い焚き機能を後付けする際の費用は、20万~60万円が相場です。
追い焚き機能の後付けによって、配管工事の必要がある場合は費用が高くなります。
追加の工事が必要ない場合は、15万~25万円ほどに費用を抑えられるケースもあるでしょう。
工事内容や給湯器の本体価格によって費用に差が生じるため、あらかじめ確認することをおすすめします。
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一戸建て賃貸で追い焚き機能の後付けするときの注意点
一戸建て賃貸で追い焚き機能を後付けする際は、大家さんや管理会社の許可を得る必要があります。
築年数の経った物件では、追い焚き機能が付いていないことも珍しくなく、後付け工事をしたいと考える方もいるでしょう。
しかし、大家さんや管理会社の許可なく工事をおこなってしまうと、トラブルに発展してしまうことも少なくありません。
また賃貸契約を結んだ際には、基本的に原状回復の義務が生じています。
原状回復とは、借主が故意または過失などによって破損した箇所をもとの状態に戻すことです。
大家さんや管理会社に許可なく工事をおこなった際は、退去時に原状回復工事をおこなう必要性が出てきます。
そのため、追い焚き機能の後付け工事をおこなう際は大家さんや管理会社の許可をもらい、なおかつ契約書をよく確認しておくことが重要です。
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追い焚き機能は、需要の高い設備です。
追い焚き機能を活用することで、いつでも温かいお風呂に入れるでしょう。
一戸建て賃貸に追い焚き機能が付いていない場合は後付け工事をおこなったり、簡易的な追い焚きアイテムを活用したりすることで、快適な入浴が実現できます。
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