自宅にゴキブリが発生して悩んでいる方や、ゴキブリの出ない家に住みたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
ゴキブリは夏に発生し厳冬期には死滅するといわれていますが、一部は生き残り翌年産卵します。
しかし昨今は温暖化や賃貸の断熱性向上により、繁殖しやすい環境になっているといえるでしょう。
この記事ではゴキブリが発生しない一戸建て賃貸の特徴と発生対策、発生した際の対処法について解説します。
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ゴキブリが出ない一戸建て賃貸の特徴
ゴキブリは見るだけで不快に感じる方が多いだけでなく、繁殖した場合は油が腐ったような独特の臭いがします。
また、糞やゴキブリ本体からアレルギー物質が発散されることもあります。
そのため、ゴキブリが出ない一戸建て賃貸に住むことは健康の側面からも重要です。
ここではゴキブリが好む場所と出にくい物件の特徴を紹介していきます。
そもそもゴキブリが好む環境とは
ゴキブリは厳冬期に死滅するため、暖かく湿った場所を好みます。
そのため、夏場は活発に活動することはもちろん、冬場も暖房のきいている室内で、生ごみなどのエサや水があれば繁殖しやすい環境です。
また、ゴキブリは夜行性のため、昼間は動かず夜に活動します。
人間が寝ている間、暖かい室内でエサと水を求めて活動し、天井裏やキッチン、トイレ、バスルーム、洗面台といった湿気がこもる場所に集まります。
このほか、長期間放置されている段ボールが巣になるケースもあります。
つまり、暖かい場所と湿気があるという環境にエサや水があればどこでもゴキブリは生息することができます。
このように、ゴキブリが好む環境を知る事で対策しやすくなるため、習性を把握しておくようにしましょう。
ゴキブリが出ない周辺環境の特徴
部屋の中でゴキブリが発生しないようにする対策も大事ですが、部屋の外からゴキブリが入ってこないようにする対策も重要です。
ゴキブリが出ない周辺環境の特徴を知っておきましょう。
コンビニや繁華街が近くにない
ゴキブリは生ごみや資源ごみなどの食べ物がある場所に繁殖しやすいです。
そのため、コンビニや繁華街は繁殖しやすい場所だといえるでしょう。
部屋を探す際はゴキブリ発生のリスクを理解した上で、生活とのバランスと合わせて検討する必要があります。
公園やゴミステーションが近くにない
公園は不特定多数の人が集まり、ゴミも溜まりやすい場所です。
また、ゴミステーションはゴミ収集のタイミングによっては半日以上も放置される事になり、ゴキブリの温床になりやすいです。
木や電柱、電線が近くにない
ゴキブリは玄関以外にも、木や電柱をつたって侵入します。
そのため、部屋の中ではなくベランダがゴキブリの巣になることがあります。
コンビニや公園、ゴミステーションの位置については賃貸物件の情報で確認できますが、こういった木や電柱は現地でしか確認できないことがほとんどです。
そのため、内見時のチェックポイントに、木や電柱、電線を追加しておきましょう。
ゴキブリが出ない建物構造の特徴
ゴキブリが出ないようにするための建築構造を知っておくことも重要です。
僅か数ミリの隙間から侵入できるゴキブリは、ドアポストや玄関の隙間から侵入します。
また、木造建築物は湿気が溜まりやすく、鉄骨造であっても日陰に湿気が溜まります。
特に室外機が裏側にある場合は湿度が高く、ゴキブリにとって良い環境が揃ってしまうので注意が必要です。
築年数が経過した建物も隙間が多く、基礎部分や共有部がゴキブリの温床になっている可能性があります。
その場合、鉄骨造であっても築年数が経過している場合は細かくヒビ割れや修繕箇所をチェックする必要があります。
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一戸建て賃貸の契約後はゴキブリが出ないように対策しよう
一戸建て賃貸に入居した後は、ゴキブリが発生しないように対策をする必要がありますが、ゴキブリが発生しやすい場所を特定し住みにくい環境にすることが重要です。
部屋を清潔に保つ
ゴキブリはエサと水が無ければ発生する確率が下がります。
そのため、部屋を清潔に保つようにしておきましょう。
湿気がこもらないよう定期的に換気を行い、細かい所まで掃除することが重要です。
特にキッチンや洗面台、バスルームは排水溝までしっかり掃除するようにしましょう。
頻繁に物を動かして掃除することでゴキブリは人の気配を感じるようになるため、よりゴキブリにとって住みにくい環境を作ることができます。
植木鉢やプランターなどはこまめにチェック
植木鉢やプランターを動かした際に、地面の色が変わっていることがあります。
その場合は湿気がたまっている合図となっており、さらには土の養分や小さな虫がゴキブリのエサになることがあります。
そのため、数日に一度は植木鉢やプランターを動かし、ゴキブリが発生していないかチェックするようにしましょう。
特に部屋の中で観葉植物を育てる際には、より注意が必要です。
ゴミ処理をきちんと行う
ゴキブリのエサや住処にもなる生ごみや資源ごみは家に放置しないようにしましょう。
ゴキブリの発生を防ぐには、しっかりと蓋ができるゴミ箱を用意し、物理的にゴキブリが侵入できない対策をしておくことが重要です。
さらには食器を洗わず放置しているとゴキブリの繁殖環境を整えてしまうことにつながります。
ゴミの処理方法について注意を払うだけでなく、部屋や水回りの掃除も行いましょう。
一戸建て賃貸でゴキブリが出た場合の対処法
ゴキブリは数ミリの隙間があれば外部から侵入できます。
また、卵がかえることで発生するというケースもあります。
ここではゴキブリ対策をしたにもかかわらず、ゴキブリが発生してしまった際の対処法について解説します。
ゴキブリが出た際の対処方法
ゴキブリが出た際は、殺虫スプレーを使いましょう。
市販のスプレーによっては噴射秒数が定められている事が多いため、使用方法の通りに使うことをおすすめします。
また、新聞紙や段ボールで叩いて潰すという対処方法はおすすめできません。
ゴキブリは菌を大量に保有しており、潰す事で人体に有害な菌をまき散らす可能性があります。
さらには潰す事で新聞紙や段ボールに卵が付着、床に落下することもあります。
ゴキブリの卵は数ミリ〜1センチ程度といわれており、部屋に落下した卵を見つけるのは難しいでしょう。
掃除機で掃除した場合は掃除機内で卵がかえる可能性もあるため、ゴキブリをつぶすことはせず殺虫スプレーなどで対処するようにしましょう。
隠れているゴキブリへの対処方法
家具の隙間などに隠れているゴキブリについては、ホウ酸団子がおすすめです。
ホウ酸団子とは、ゴキブリの好物である小麦粉や砂糖、玉ねぎなどにホウ酸を混ぜて作った団子です。
ホウ酸団子を食べたゴキブリは脱水症状を起こし、そのまま死滅します。
また、物理的に捕まえて動けなくするゴキブリトラップも有効です。
ただし、これらのトラップではゴキブリの死骸が残ってしまうため、定期的にチェックし清潔な状態を保つようにしましょう。
そのため、ホウ酸団子やゴキブリトラップに加え、忌避剤を使う事でゴキブリを寄せ付けないようにする対策も重要です。
忌避剤には強烈な臭いを放つタイプもあれば、ハッカやアロマタイプもあります。
効果だけでなく掃除のしやすさや部屋の中を快適に保つことも考慮しつつ、最適なグッズを選ぶようにしましょう。
まとめ
一戸建ての賃貸はマンションの賃貸に比べゴキブリが発生しやすいといわれていますが、対策を行うことでゴキブリの発生確率を大きく抑制することができます。
そのためにはまずゴキブリの特徴を知り、どのような場所で発生しやすいのかを把握しておき、物件を選びましょう。
それでもゴキブリが発生してしまった場合に備え、市販のスプレーやホウ酸団子などを準備しておきましょう。
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ゴキブリが出にくい特徴を抑えて物件を選び、快適な暮らしを実現しましょう。
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