地下室付き一戸建て賃貸を借りる前に知っておきたいポイントと注意点

地下室付き

地下室付きの一戸建て賃貸物件は、構造上地震に強いなどのメリットも多く、引っ越しを希望している方もいらっしゃるはずです。

地下室付き住宅のメリットとデメリット、おすすめの使い方をわかりやすく解説します。

賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、お部屋探しのご相談をLINEやチャットで24時間受け付けております。

一戸建て賃貸の物件探しにお悩みの方はぜひご活用ください。

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地下室付き一戸建て賃貸のメリット

地下室と聞くと、ジメジメとした薄暗い部屋をイメージする方も多いかもしれません。

しかし、実際には地下室付き一戸建て賃貸住宅には次のような3つのメリットがあります。

  • 地下にあるため防音性が高い
  • 地震に強い
  • 夏は室内が涼しく冬は暖かい

それぞれのポイントをご紹介します。

地下にあるため防音性が高い

地下の空間は、地上空間と比べて音が響きにくい特徴があります。

カラオケルームやホームシアターとして楽しむこともできるでしょう。

音が響きにくい特徴を活かして、趣味の部屋を作るのもいいかもしれません。

ただし、すべての部屋が物件で地下室の防音性が確保されているわけではないため、事前の確認が必要です。

地震に強い

地下室付きの物件は、一般的に耐震性が高く設計されています。

耐震性が高い理由は、地下スペースがある分、施工の際に入念に基礎工事をおこなうためです。

地震だけでなく強風にも強いため、台風が接近した場合でも安心して生活できる空間を確保できるでしょう。

地震の揺れや台風の風の音が気になる方にもおすすめです。

夏は室内が涼しく冬は暖かい

地下空間は、外気温と反して夏はひんやりと涼しく、冬は暖かい傾向があります。

つまり、1年を通して気温の変動が少ないわけです。

真夏にエアコンの風に当たりすぎて冷えを感じてしまう場合にも、地下空間で涼を取れれば身体の負担が少なくて済みます。

冷たいイメージのある地下室ですが、冬でも空気が冷えすぎない点もうれしいですね。

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地下室付き一戸建て賃貸の注意点

ご紹介したようなメリットがある地下室ですが、反対にいくつかの注意点を知っておく必要があります。

地下室の設けられた一戸建て賃貸住宅を検討する際の注意点は次の4点です。

  • そもそも物件数が少ない
  • 湿度が高くなりやすい
  • 漏水や浸水被害の可能性がある
  • 日当たりが良くない

契約したあとに後悔してしまうことがないように、事前にチェックしておきましょう。

こだて賃貸

そもそも物件数が少ない

様々なメリットのある地下室付き一戸建て賃貸ですが、部件数が少なく、気に入る物件を見つけるには長い時間がかかることもあります。

地下室付きの物件のニーズがあるにも関わらず、出回っている物件数が少ないのは、地下室の施工が簡単ではないからです。

地下に鉄筋コンクリートの箱を造ってから、壁を二重にするような工程が必要で工事費用も高くなる傾向があります。

防水や防湿対策がしっかりと取られていないと、カビだらけでとても快適に過ごせる空間にはなりません。

このように、施工工事が複雑で費用も高価になることから、そもそも地下室付きの物件が少ない現状があります。

湿度が高くなりやすい

いくら基本的な防湿対策が施されているとはいっても、地下室は構造的に湿度が高くなりやすい場所です。

湿気を逃がすためには換気が有効ですが、地下室の場合は地上に出ている部分にしか窓が設置できないため、1階以上の部屋と比べると窓の大きさや数に制約があります。

仮に設置された窓からこまめに換気をしても、風が通りにくい地下室では湿った空気が溜まりやすいでしょう。

湿度が高い状態が続くとカビの発生につながり、ニオイの原因にもなりかねません。

快適に過ごせる湿度を保つためには、定期的な換気を忘れないようにしましょう。

漏水や浸水被害の可能性がある

洪水や大雨、津波などが発生した場合は、大量の水が地下室に流れ込んできてしまう可能性があります。

低い場所にある地下室は、漏水などの水回りのトラブルや水害には注意が必要です。

浸水被害の危険性を予測するには、スマートフォンアプリなどを利用して物件周りの地面標高を測るのが効果的です。

地面標高が高ければ、地下室であっても浸水のリスクが低いでしょう。

ただし、地面標高が高い場合でも周囲の標高がそのエリアより高い場合は、水が集まりやすく浸水につながる恐れがあります。

こういった危険性については不動産会社に詳しく聞いてみましょう。

日当たりが良くない

窓が設置されており、日光が差し込む地下室もありますが、やはり地上と比べると日当たりが良好なわけではありません。

照明があれば、日中の自然光の明るさはあまり気にしない方もいらっしゃるかもしれませんが、太陽光には雑菌を減少させたりカビの発生を抑えたりする効果もあります。

清潔で快適な生活を送るのに、日当たりのよさが関係している事実は否定できないでしょう。

また、暖かい日差しが差し込むことで部屋の温度も上がります。

地下室でも窓が東、南東、南向きに設置されている場合は、朝から日が当たり比較的暖かいことが多いようです。

地下室付き一戸建て賃貸に向いている方

地下室のメリットとデメリットをしっかり把握しておけば、地下室付き一戸建て住宅は十分に魅力のある物件です。

特に、地下室付き一戸建て賃貸住宅は次のような方々におすすめです。

  • 楽器演奏がしたい方
  • 地震に強い家に住みたい方
  • ホームパーティーを開きたい方

地下室にはある程度の防音効果があるため、楽器の演奏をしたり、友人を招いてのパーティーを開催したりする場合にも騒音トラブルを避けられるでしょう。

また、構造上基礎がしっかりと作られているため、地震に強い家に住みたいと考えている場合にもピッタリの住宅です。

まとめ:地下室付きの住まい探しは、一戸建てに特化した賃貸サイトを利用しよう

地下室付きの一戸建て住宅には、防音性に優れ、耐震性が高く、快適な温度が保たれるメリットがあります。

一方で、カビの発生や水害には気を付ける必要があり、物件探しが簡単ではないのも事実です。

地下室付きの一戸建て賃貸住宅は、音楽や映画を自宅で楽しみたい場合にはメリットの大きい選択肢です。

ご紹介した注意点も参考にしながら、納得できる物件を探してみてください。

こだて賃貸では、さまざまなタイプの一戸建て賃貸住宅をご紹介しています。

住まい紹介サービスもおこなっており、忙しいお客さまに代わって物件探しや不動産会社の紹介をしています。

地下室付きの一戸建てを探している方は是非ご検討ください。

なお、まだ住みたい物件がはっきり決まっていなくても、相談だけでも可能です。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

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