一戸建て賃貸の給排水設備について!水漏れを防ぐポイントや修繕工事についても解説

蛇口

一戸建て賃貸に住んでいると、水漏れが起きることもあるでしょう。

給排水設備の劣化によって水漏れが起きる場合もあり、定期的にメンテナンスをおこなうことが重要です。

この記事では、一戸建て賃貸の給排水設備の仕組みや水漏れを防ぐポイントをご紹介します。

配管工事が必要な場合の対処法と併せて参考にしていただき、安心して暮らせる環境を整えましょう。

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そもそも給排水設備とは

給排水設備とは、給水設備と排水設備のことです。

給水設備は建物に水を供給する設備のことで、排水設備とは水を排出するための設備を指します。

一戸建て賃貸の給排水設備は水道管、排水管、貯水タンク、給水タンク、トイレの水洗設備、雨樋、浄化槽、スプリンクラー、スノーダクトなどの家庭内の設備です。

どの設備も日常生活に欠かせないもののため、仕組みを理解しておきましょう。

関連記事:一戸建て賃貸の「浄化槽」設備とは?発生する費用や管理について

給排水設備の仕組みについて

給排水設備は給水設備と排水設備に分けられ、それぞれ異なった役割を持っています。

給水設備は各家庭に安全な水道水を届けるための設備で、キッチンやお風呂などに届ける仕組みです。

排水設備は各家庭で使用した水を排出したり、臭いや害虫を防いだりする役割があります。

給排水設備がどのような仕組みになっているのか、詳しく確認しましょう。

給水の場合

給水設備は川や湖の水を安全に使用できるように浄化した水道水を、キッチンやお風呂、洗面台などへと運ぶのが役目です。

水道水が流れる排水管には止水栓と水道メーターが設置されています。

止水栓とは各家庭に流す水道水を開閉するための元栓のことです。

水道メーターとは使用した水道水の量を測る計測器になっています。

また給水設備は排水管から直接給水する直結式給水、水圧を高めて給水する中高層直結式給水、受水槽に水を貯めてから給水する受水槽式給水の3種類が一般的です。

排水の場合

排水設備はキッチンやトイレなど、各家庭で使用した水を排水して、臭いや害虫などから守る役割があります。

取付ますと呼ばれる計量器で水の使用料を測り、トラップや床(ベル)トラップ、防臭ますの3ヵ所で防臭する仕組みです。

トラップなどの防臭設備はゴミが溜まりやすいため、小まめにメンテナンスをおこなって掃除しておきましょう。

一戸建てで使用する給水装置

給水設備のうち一戸建てに使用するのは直結式給水で、給水管内の水圧を利用して直接水を届けてくれます。

直結式給水はきれいな水をそのまま手元に届けられるため、より安心して水道水を利用できる方法です。

受水槽式給水であれば水槽の汚れによって水質が悪化する場合もあるため、衛生面や安全面に考慮する家庭も少なくないでしょう。

給排水設備のメンテナンスについて

給排水設備は経年劣化による水漏れを防ぐために、定期的なメンテナンスを心がけることが重要です。

給排水設備によって劣化する部分が異なるため、どこを確認すれば良いのか事前に確認しておきます。

また排水設備では、水がスムーズに排水されるように掃除をしておくことも大切です。

定期的に掃除しておけば、水漏れが起きにくくなります。

排水管

排水管は主にキッチンや洗面台の扉を開けた奥の部分に設置されています。

排水や給水などの管が複数あり、なかでも太い管が排水管です。

排水管は接合部分であるパッキンが経年劣化することによって水漏れが起きやすくなります。

パッキンは10年~15年で劣化するといわれているため定期的にチェックし、何か異常はないか確認しておくと安心でしょう。

排水管は使用した水が流れることから汚れも溜まりやすいため、注意が必要です。

給水管

給水管も排水管と同様に、キッチンや洗面台の扉を開けた奥の部分に設置されています。

排水管よりも細い管が給水管で、排水管と同様に接続部分であるパッキンから水漏れが起こりやすい箇所です。

そのため排水管のパッキンを確認するときに、給水管のパッキンも併せてチェックしましょう。

こだて賃貸

エアコン

エアコンはドレーンホースの詰まりによって、水漏れが起きやすくなります。

ドレーンホースとはエアコンから排出される水を室外へ流すホースのことです。

ドレーンホースに汚れやゴミが溜まったり、曲がってしまったりすると、スムーズに水が排出されません。

そのため定期的にドレーンホースの中をチェックして、汚れやゴミが溜まっていないか確認しておくことが大切です。

トイレの水洗設備

トイレからの水漏れは、給水管や止水栓などの結合部分の劣化や緩みが考えられます。

給水管や止水栓は壁や床に結合しており、排水管や給水管同様にパッキンが劣化しやすいほか、長年使用していることでネジが緩みやすいものです。

トイレの水栓設備も定期的にメンテナンスをおこない、パッキンが劣化していないか、ネジが緩んでいないかを確認しておくと良いでしょう。

排水溝

ベランダに設置されている排水溝に落ち葉やゴミなどの汚れが溜まると、うまく水を排出できなくなり、ベランダから室内に雨水が流れ込んでくる原因になります。

特に風が強く、落ち葉やゴミが集まりやすいときは注意が必要です。

排水溝の水漏れを防ぐためには、定期的にベランダを掃除して水が流れやすい状況にしておきましょう。

一戸建て賃貸で配管工事をする場合には?

一戸建て賃貸で配管工事をおこなう際は、大家さんや管理会社に相談するのが基本です。

賃貸物件の所有者である大家さんや管理会社の許可なく工事をすることは避け、どのような対応をすれば良いのか相談しましょう。

また配管工事にかかる料金は、原則大家さんや管理会社が負担する仕組みです。

緊急で借主が工事の依頼をした場合でも、料金の支払いは大家さんや管理会社になります。

関連記事:一戸建て賃貸で配管工事をする場合はどうすればいい?

一戸建て賃貸探しは、「こだて賃貸」にお任せ!

一戸建て賃貸に住んでいると、給排水設備に不具合が生じることがあります。

定期的にメンテナンスをおこなえば、水漏れを防ぎやすくなるため安心です。

万が一工事が必要になったときは、大家さんや管理会社に相談しましょう。

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