一戸建て賃貸でお風呂をリフォームしたい!注意点はある?

バスルーム

お風呂は、水回りのなかでも利用時間が長く、家族全員が使うため、快適に使いやすくしておきたい場所の一つです。

きれいにしていても経年劣化は避けられないため、一戸建て賃貸のお風呂をリフォームしたい方もいることでしょう。

特に、賃貸期間が長い方やこれから一戸建て賃貸を借りようとしている方にとって、お風呂のリフォームができるかどうかは重要なポイントです。

ここでは、一戸建て賃貸物件のお風呂のリフォームをくわしく説明します。

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一戸建て賃貸でお風呂のリフォームは可能?

まず、一戸建て賃貸でお風呂のリフォームが可能かどうかみてみましょう。

一戸建て賃貸でお風呂がリフォームできるかどうかは、家の構造と賃貸借契約の内容、または貸主(大家さん)との交渉によります。

これらがクリアできれば、一戸建て賃貸のお風呂のリフォームは可能です。

まず、一戸建て賃貸を借りる際の契約書に家のリフォームができる内容が盛り込まれているかどうかを確認しましょう。

リフォームができることが記載されていれば、その内容に従ってリフォームを進めます。

契約内容を確認する際は、退去時の原状回復の取り決めも確認しておきましょう。

退去時にリフォームした箇所の撤去等が必要なのかそのままにしておいて良いのか、または貸主(大家さん)が買い取ってくれるかによって、リフォームの度合が違ってくるかもしれません。

また、賃貸借契約にリフォームの取り決めがなかったり、リフォームが不可であっても、貸主(大家さん)との交渉によっては可能な場合があります。

どうしてもお風呂をリフォームしたい場合は、リフォームしたい理由を伝えて交渉してみるのも一つの手です。

貸主(大家さん)からお風呂のリフォームの承諾を得た場合は、あとでトラブルにならないようにするためにも、契約内容を書面で残しておいてもらいましょう。

家の構造上、どのようなリフォームが可能なのか、リフォームをする際の業者の指定があるかなども、その際に確認しておくことが大切です。

お風呂リフォームにかかる費用

一戸建て賃貸で、お風呂のリフォームができることの確認と、貸主(大家さん)からのリフォームの許可の取得が済めば、いよいよお風呂のリフォームが始まります。

ここでは、お風呂のリフォームにかかる費用をくわしくみてみましょう。

全体リフォーム

一戸建て賃貸のお風呂全体をリフォームする場合、お風呂の造りによって工事内容や費用などが変わってきます。

一戸建て賃貸の浴室は、大きく分けると「在来工法の浴室」と「ユニットバス」の2種類です。

在来工法の浴室は、家の浴室スペースに防水加工をし、コンクリートやタイルを使ってお風呂場を作ります。

一方、ユニットバスは、工場で製造したパーツを現地で組み立てて、浴室全体が一体となっている点が特徴です。

ユニットバスから同じユニットバスに交換してリフォームする場合の費用は、50万~150万円程度です。

交換するユニットバスの大きさやグレードによって費用が変わります。

在来工法の浴室全体を在来工法で交換してリフォームする場合の費用は、浴室の広さや使う素材にもよりますが、50万~200万円程度になります。

在来工法の浴室からユニットバスにリフォームする場合の費用は、65万~150万円程度です。

家の構造によっては、在来工法の浴室のスペースに規格のユニットバスが入らないこともあります。

そのような場合は、一部を在来工法にしたハーフユニットバスの採用が必要です。

その場合、費用も変わってくるため、前もってどのような工事になるかを確認しましょう。

部分リフォーム

一戸建て賃貸の浴室をリフォームしたいけれども、全体をリフォームするほどではない状態だったり予算がなかったりする場合は、浴室の部分リフォームがおすすめです。

例えばユニットバスであれば、浴室全体の塗装なら10万~20万円程度、壁や床、天井をまとめて貼り換えるのであれば10万~30万円程度の費用できれいにできます。

壁だけや床だけなどの部分的なリフォームをするよりも、全体をまとめて貼り替えたりリフォームしたりするほうが安くなるケースもあるため、見積もりを出してもらう際に施工業者にたずねておくと良いでしょう。

備品のみのリフォーム

浴室の備品を新しく交換するだけでも、雰囲気が変わるものです。

また、リフォームが不可であっても備品の交換はできるケースがあります。

シャワーヘッドや水栓を交換する場合、それぞれの部品代が1万~3万円程度、工事費用は1万円程度です。

ドアの交換は5万~16万円程度、浴槽の交換は10万~55万円程度かかります。

ただし、ドアや浴槽は備品扱いにならないことが多いので、あらかじめ貸主(大家さん)に交換しても良いかどうかを確認しておきましょう。

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一戸建て賃貸のお風呂リフォームの注意点

一戸建て賃貸のお風呂をリフォームする際には、ここで説明する注意点をしっかりと把握しておきましょう。

これらの注意点は、一戸建て賃貸のお風呂に限らず、ほかの場所のリフォームをする際にも当てはまります。

大家さんや管理会社へ確認を取る

お風呂をはじめ、一戸建て賃貸をリフォームしたいと考えた場合は、まず管理会社や貸主(大家さん)に伝えて、リフォームの許可を得るようにしましょう。

その際に、退去時の原状回復がどのようになるかも確認しておくことが大切です。

賃貸借契約で、リフォームをしても良い場合でも、リフォームをする際には連絡しておくようにします。

また、リフォーム工事中の様子や、リフォームする前と後の状態を画像で残しておくと良いでしょう。

工期に注意する

一戸建て賃貸のお風呂をリフォームする際は、リフォーム工事の工期に注意しましょう。

工事の内容によっては、長期間、お風呂が使えなくなる場合があるからです。

リフォーム工事の業者に工期を確認し、その間の入浴をどうするかを決めておきましょう。

また、工期は延びることもあるため、それを見越した計画を立てておくことが大切です。

実績と見積もりをしっかり確認する

一戸建て賃貸のお風呂をリフォームする場合、貸主(大家さん)から施工業者を指定される場合があります。

その場合は、指定された業者に工事を依頼するようにしましょう。

リフォーム工事の業者を選べる場合は、トラブルを回避するためにも実績と見積もり内容を比較して判断することが大切です。

見積もりは価格の高い安いだけを比べがちですが、工事内容が細かく記載されているか、不明点はないかなどのチェックもしておきます。

また、リフォーム工事をしたあとのアフターサービスも重要です。

万が一、不具合があった場合はきちんと対応してくれるかどうかも確認しておきましょう。

一戸建て賃貸のお風呂リフォームで活用できる補助金はある?

リフォーム工事の内容によっては「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の補助金を活用できる場合があります。

これは、国の補助金事業の一環で、耐震性や断熱性、耐久性といった住宅性能を上げることを目的としたリフォームに対して補助金が出るものです。

一戸建て賃貸物件の場合は、貸主(大家さん)に協力を得ることでこの制度を活用できる場合があるため、お風呂のリフォームの際に大家さんに申請をお願いしてみるのも一つの手です。

この補助金に申請するためには、事前に住宅診断(ホームインスペクション)を受け、インスペクションで指摘されたところは改修しなければなりません。

さらに、一定の基準まで住宅全体の性能を上げることが必要なため、ほかのリフォームが必要になる場合があります。

木造住宅の浴室をユニットバスに交換する場合は申請可能です。

申請は事前に登録している業者がおこなう必要があるため、見積もり時に聞いておくと良いでしょう。

この補助金のほかにも、地方自治体の補助金や介護保険の利用などがありますが、いずれも借主の独断でおこなうことはむずかしいため、リフォームで申請したい場合は貸主(大家さん)に相談してみましょう。

一戸建て賃貸探しは、「こだて賃貸」にお任せ!

一戸建て賃貸物件であっても、契約内容や家の構造によってはお風呂のリフォームが可能です。

お風呂のリフォーム工事をする際は、まず管理会社や大家さんに伝えて、リフォームの許可を得るようにしましょう。

「こだて賃貸」には、リフォーム可能な物件やお風呂にこだわった物件など、多彩な一戸建て賃貸があります。

「こだて賃貸」を上手に活用して、理想の一戸建て賃貸物件を見つけて理想の生活を手に入れましょう。

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